キャッシュレス決済サービスが乱立しており、企業としても経費をキャッシュレスで払う機会が増えています。企業担当者としては人気のあるキャッシュレス決済サービスを上手く使いながら効率よく経費を消費して、記帳代行まで行う必要があります。
そこで今回はおすすめのキャッシュレス決済サービスや、キャッシュレス決済サービスを利用した際に記帳代行で経費がどう扱われるのか、などを解説していきます。
目次
おすすめのキャッシュレス決済サービス!PayPay等は魅力的
ここではおすすめのキャッシュレス決済サービスをご紹介していきます。
PayPay
PayPayはソフトバンクグループのサービスであり、証券といった関連サービスにまで手を伸ばしています。
- Yahooショッピング
- PayPayモール
- その他提携ECサイト
- 実店舗
など幅広い場所で使えるので、経費を支払う際も適しているのがポイントです。
また貯まったポイントはすべて失効しないので、いつでも期限を気にせず使えるのもポイントになっています。
au PAY
au PAYはPontaポイントと提携したことでも話題になりました。
利用可能店舗も多く、PayPayより後発ながら経費支払いの際幅広い場所で使えます。また飲食店などで還元が受けられるキャンペーンも開催されており、お得度も高くなっている点もポイントです。
貯まったポイントは1年以内に新しく貯めたり使ったりすれば失効しないので、継続的に貯める・利用する癖を付ければ損をしません。
キャッシュレス決済の経費、記帳代行ではどう処理されるの?
仮にキャッシュレス決済サービスを利用した場合、記帳代行を頼んでいると次のように計上されます。
値引きか収入どちらかの処理で扱いが変わる
キャッシュレス決済サービスを利用すると、その場あるいは後日ポイントが還元されるのが一般的です。そしてそのポイント還元分を
- 値引として経費を計上した際引く
- 収入として別途計上を行う
といった方法で処理していきます。
その場で還元されるならば値引き処理でも問題ないでしょうが、後日還元の場合はまとめて還元分を雑収入として計上する方法もあります。いずれにせよスムーズに使った分、還元された分を理解できるように記帳代行してもらいましょう。
チャージした残高は資産扱い
チャージして独自の残高をアプリ等で使うのが、キャッシュレス決済サービスで一般的になっています。そういったプリペイド方式のサービスでは、
- 利用期限がない
- 普通のお金に準ずる
といった性質から、チャージした時点で資産として計上を行う必要があります。
ポイントは利用時点で計上する
期限付きのポイントについては、失効すれば価値がなくなります。よって利用した時点で使った分を都度計上するのがよいでしょう。
まとめ
今回はおすすめのキャッシュレス決済サービスや、キャッシュレス決済サービスを利用した際に記帳代行で経費がどう扱われるのかを解説してきました。
キャッシュレス決済サービスは経費支払いの際にも利用するケースが増えています。計上する際は還元ポイントを値引として扱うか、それとも雑収入とするかで記載方法が変わってきます。気になる方は記帳代行の際どうやって計上してほしいのか希望まで伝えられるとよいでしょう。