記帳代行とは？
企業の帳簿を作成する業務の代行をすること
事業を行っていると、金融取引を管理するために帳簿を作成しなければなりません。毎日のように発生する領収書の記入、会計システムへの入力…。
単純な入力作業に思えて、かなり面倒です。経理事務の担当者がいない企業や通常業務が忙しくて
記帳業務に時間をかけられないならなおさら大変！
業務の片手間ではなかなか難しい記帳は
代行サービスが便利です。
- ・商品を購入した
- ・商品を仕入れた
- ・商品を販売した
上に挙げたように企業の財産が増減する取引は、すべて仕訳をして記帳しなければなりません。そんな面倒な入力作業を代わりに行ってくれる記帳代行。
記帳を代行しようか、
自力でやってみようかお悩みのあなたに！記帳代行の基礎知識として次のような点でお話しさせていただきます。
- ・記帳代行の作業内容
- ・予想以上に重要な記帳業務
- ・記帳代行が対応している書類
では早速、記帳代行についてご説明いたしますね。
誰にでもできることなの？
はい、経理に関する基本的な知識を習得すればだれでもできます。
しかし！
上でお伝えした通り、毎日のように膨大な取引内容を入力しなければならないため、記帳はとっても面倒な作業です。また、財産の増減に関わる全ての取引を性質ごとに記録しなければなりません。
どこの会社でも使われている一般的な科目だけでも次の通り。
- ・旅費交通費
- ・消耗品費
- ・新聞図書費
- ・交際費
- ・会議費
特に厄介なのは交際費！業務をスムーズに行うために必要な支出なのか、個人的な付き合いのための支出なのかの区別がつきづらいため、面倒な科目です。
この一部分だけを見ても、記帳には時間や手間がかかることは明らかです。
記帳代行の外注先は？
記帳代行は税理士・行政書士・記帳代行業者・会計事務所のいずれかに外注できます。
「やっぱり税理士や行政書士などのプロに任せた方が安心では？」と思われますか？
確かに、税理士に任せれば基本的な記帳業務だけではなく税務書類の作成や提出、税務関係の相談などを依頼できます。
「行政書士は何をするの？」
「記帳業務だけではなくて、幅広い業務範囲があります。官公署に提出する書類の作成や提出なども行っています。」
でも、税務関係の業務は税理士の独占業務です！
公認会計士や税理士が在籍している会計事務所も一つの手段。
しかし！最も費用を抑えて記帳代行を依頼したいなら…
記帳代行業者がベスト。
会計のプロではありませんが、記帳代行という一つのサービスに特化しているためスピーディな業務とコストカットを期待できます。
「自社に経理担当者を新しく採用できないし、税理士や会計事務所に依頼するにはコストがかかり過ぎる…」
そんなお悩みは記帳代行業者に外注して、さっぱり解決してしまいましょう！
記帳には簿記知識が必要
記帳業務をスムーズに行うには簿記知識が必要です。簿記は企業会計の基本。経理や会計の業務を行う人にとって欠かせません。
そもそも簿記とは…
会社の帳簿を記述することを簿記といいます。
小遣い帳や家計簿は身近な簿記。
しかし、会社の簿記となると社員や取引先、株主に関係している経営の状態を正しく伝えるための財務諸表を作らなければなりません。
記帳を行うために簿記についての知識を一から学ぶのは大変！
そこでおすすめなのが
記帳代行！税理士や行政書士、社労士など、会計のプロだけではなく、記帳代行業者に外注できます。
なぜ記帳代行を外注するのか？
記帳業務は面倒だ…
外注してしまおう！
しかし、簡単に記帳代行への依頼に踏み切れないものです。
まずは、記帳に関する悩みに焦点を当ててみましょう。
- 経理担当者が急にやめて記帳できる人がいない
- 税理士は入力業務を代行してくれない
- 経理のコストを削減したい
- お金の流れをシンプルに把握したい
- 記帳業務ができなくて決算期が不安…
こんな状態にいて、今まさに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
…このまま面倒な記帳業務に振り回されて、他の業務に支障が生じないでしょうか？
財産の増減に関する管理がしっかり出来ていない企業は、正確な経理処理が出来ていないとみなされてしまうことも…。自社の経理状態を透明化するためにも記帳に関する悩みを解決したいですね。
記帳の大切さ
そもそも、記帳業務はなぜ必要なのでしょうか？
税務管理のために必要なことは頭ではわかっていても、代行業者に外注してまで行わなければならないのだろうか、と思いませんか。
記帳業務は決算申告で必要な帳簿作成のために欠かせません。目の前の売り上げを上げることだけに集中したい…と思いながら、売上とは直接関係ない記帳に手を焼いているでしょうか。
長期的な視点で、企業が事業を発展させつため、また資金繰りが出来ているかを確認するために実際に
数値化された記帳は絶対に必要です。
記帳は
会社を運営していくための基礎！
とはいっても、
会計ソフトの入力方法が分からない…、経理を指導できない…という場合は困ってしまいますね。
記帳代行を外注するメリット
記帳代行を外注すれば、入力業務の負担が大きく減少します！
- コストカットできる
- 正確な記帳ができる
- 税務申告を依頼できる場合がある
- 業者の変更は1カ月ごとに可能
記帳代行の外注にはこんなにメリットが！
- ・記帳を行ってくれる経理担当者がやめた
- ・経理担当者を新しく雇う余裕がない
このようなときには記帳代行を外注することで人件費カットになります。
また、業者では記帳業務に慣れている経験豊富な人材が集まっているので、記帳初心者に任せたり自分で行ったりするよりも正確でスピーディな対応を期待できます。
入力業務を慣れないスタッフが行うとどれほどのコストがかかると思いますか？
1件あたりの入力に5分の時間を要する場合…
500件の入力を行うためには2500分、41時間必要！
時給1,200円で経理スタッフを雇った場合、人件費は1,200円×41時間で49,200円。
実際は、打ち合わせのための時給や社会保険料、税金などを支払うので
高額なコストがかかるのです。
人件費をかけずに安いコストで記帳を依頼するなら
業者への外注がメリット大といえますね。
税理士資格者を保有している記帳代行業者であれば、
記帳だけにとどあらず税務申告や年末調整などのサポートも可能！
でも、任せた業者が要望を伝えにくい、合わない…と感じたらどうしようと思われますか？記帳代行業者との契約や1ヶ月！1カ月ごとに契約が更新されるため、簡単に契約先を変更できます。
この業者に代行してもらうのはなんだかやりづらい…などと感じながら
何年も契約続ける必要はありません！
そしてなんといっても本業に集中できます！緊急性が高くない記帳は後回しにしてしまいがち…。いざ記帳業務の必要に迫られたときに、他の仕事に割く時間が奪われてしまうことも。
記帳代行を依頼すれば入力業務に使っていた時間をしっかり仕事につかえます！
記帳代行を外注するデメリット
記帳代行を外注するには注意しなければならないことも！
面倒な記帳業務を外注できるなら、すぐにでもお任せしたい…という気持ちになりましたか？記帳のストレスから解放されたいと強く願うほど、外注先は慎重に選ぶようおすすめします。
- ・税理士が在籍していない
- ・違法行為を行っている
- ・価格設定が不明瞭
このような記帳代行サービスが混じっているので注意！
記帳代行は税理士ではなくても行えますが、そうなると税務申告をするための税理士をあらためて探さなければなりません。在籍はしていないものの提携している税理士がいるという業者もあるので
チェック！
「税理士がいないはずなのに税務申告までできるって本当？」と疑問を感じたあなた！それは
違法です。税務関係の書類作成などは税理士のみができる業務。
業者に集まっている人材とサービス内容に食い違いがないか確認しましょう。
記帳代行に外注したい主な目的がコストカットの場合は価格に要注意！安いから良いというわけではありません。基本金額は安くてもオプションを加えられて、
最終金額が他の業者と比べて高かった…なんてことも。
記帳代行を外注するときは
をしっかり確認・相談すれば
安心して記帳業務をお任せできますね。
記帳作業は外注に！プロにお任せしよう
- ・記帳に時間を割かれ過ぎて他の業務に集中できない
- ・経理担当を新しく雇うか悩んでいる
- ・節税したい
- ・記帳作業がとにかく面倒でストレス
- ・正確な記帳が出来ているか不安
これらのうちの一つでも当てはまるなら、記帳業務の負担を感じているといえます。記帳のために、今できるかもしれない仕事に使う時間が失われているのです。
潔く、記帳は代行業者に外注してしまいましょう！
記帳代行って具体的にどんなことをするの？
「具体的には記帳代行はどこまでしてくれるの？」とお感じでしょうか。
「記帳代行」と一言で言っても、業者によって対象説いているサービス内容は違います。どこまでやってくれるのかは外注する業者に確認が必要です。
一般的に記帳代行でしてくれる業務内容を紹介しましょう。
- 請求書の控えや台帳、請求書、領収書、通帳などの書類を準備する
- 書類に基づいて伝票や仕訳帳、現金出納帳、預金出納帳を作成する
- 正規の簿記帳簿である仕訳帳を作成
- 総勘定元表を作成
- 合計残高計算表を作成
- 貸借対照表、損益計算書を作成
記帳という名前の通り、記帳代行では帳簿を作成します。作成した資料に基づいて正規の帳簿である仕訳帳、総勘定元表、計算表を作成するまでが記帳代行の業務です。
具体的には次のような帳簿の作成の依頼も可能です。
- ・現金出納帳
- ・預金出納帳
- ・地価毛残高一覧表
- ・買掛残高一覧表
- ・計算表
- ・総勘定元帳
この他にも次のような業務を対象にしている記帳代行業者があります。
- ・現金管理
- ・口座管理
- ・振込管理
- ・給与の計算
- ・請求書発行
記帳は、初心者がすぐにできるものではなく正確な経理知識が必要です。平成26年からすべての事業者に記帳が義務付けられているため、記帳代行のニーズは高まっており、それに応じて記帳代行業者の対象業務は増えています。
記帳代行業者に記帳業務を外注することにより、経営に関する数値を正しく把握し、決算処理のミスをはやめに気づけます。
年に一度の決算期に正しい数値が分からず慌ててしまうことはないでしょう。
記帳代行業者にすべて丸投げはOK?
代行業者によって違いますが、領収書と請求書を丸投げして記帳してくれるところもあります。
整理できていなくても必要書類をすべて渡せば、整理・仕分けをして記帳してくれるのでOK!
丸投げを受け付けていない場合は、会計伝票や現金出納帳は自分で作成して送付する必要があります。それでも資料に基づいて記帳作業を代行してくれるので、自分で帳簿を作る面倒な手間を省けるのです！
記帳代行を年間契約すれば
決算書類の作成を依頼できることも…。
記帳代行に必要な資料とは次のようなもの。
- ・法人名義の通帳コピーまたはデータファイル
- ・領収書
- ・請求書の原本
- ・法人名義のクレジットカード明細
- ・売上や支出に関する明細書
帳簿の元となる資料の形態は
幅広く対応してくれるので安心！
企業の財産増減に関わっている書類が一つでも足りなければ、正確な記帳ができません。領収書の仕訳などは代行してくれることがほとんどです。
「なんの領収書かわからないけどとりあえず任せよう！」でも大丈夫。
ただし、コピーは不可！
また、用途や品目が明確でない領収書に関しては説明を添付して、正確に仕分けしてもらえるようにしましょう。
記帳代行に外注すれば記帳業務に時間を費やさず、売り上げを上げるための営業などの業務に専念できます。
顧問税理士を雇うよりも、代行業者を使った方が安上がり！
- 簡単に、リーズナブルに記帳代行を頼みたい
- 記帳よりも本業に時間を使いたい
- 社内スタッフに任せるとコストがかかる
- 資料が大量だから人員確保できない
- 記帳が必要な時期と必要ない時期があるから業者に任せたい
上記のようなことで記帳に悩んでいるなら、
データ入力を激安で代行してくれる記帳代行業者にお任せしましょう！
